京都

2024年宇治で開催される金毘羅祭りの屋台ラインナップと見どころをチェック!

毎年7月10日、京都府宇治市の小林山円蔵院で開かれる金毘羅祭りは、その歴史が江戸時代初期にさかのぼります。

このお祭りは、永井尚政の依頼で建てられた金毘羅堂を中心に行われ、山伏による壮観な護摩木の焚き上げが特徴です。

祭りでは、古い奈良街道や参道沿いに数多くの屋台がずらりと並ぶんです。

食べ物屋台からゲームやおもちゃ屋台まで、多種多様な楽しめるスポットがありますので、仕事帰りにふらっと立ち寄るのも良し、家族連れでゆっくり楽しむのも良しですよ♪

金毘羅祭り2024の屋台情報

宇治の金毘羅祭りでは、毎年数百もの屋台が出店します。

屋台がどのようなものか、前年度の情報から予測することができますので、2024年も似たような屋台が出店すると思われます。

屋台の中には、

  • りんご飴
  • かき氷
  • フライドポテト
  • フランクフルト
  • 焼き鳥

といったお祭り定番の美味しいものがあります。

また、子どもたちが喜ぶ

  • くじびき
  • スーパーボールすくい
  • お面

などの屋台も多く出ており、家族で楽しむには最適ですよ^^

道路は交通規制が敷かれ、歩行者天国になるので安心して歩けます。

円蔵院の公式サイトにも屋台の情報が少し掲載されているので、訪れる前にチェックしておくと良いでしょう。

この夏、宇治でお祭りの魅力を存分に味わってくださいね!

宇治金毘羅祭り2024で見逃せない3つの見どころ

宇治金毘羅祭りの魅力は、日中、円蔵院で行われる壮大な儀式にあります。

特に、大般若経の読経や大護摩供祈祷は見逃せません。

見どころ① 大般若経の転読祈祷

このお祭りの目玉は、金毘羅堂で行われる大般若経の転読祈祷です。

金毘羅堂は一般の方は入れませんが、外からでも読経の声が聞こえてきて、その雰囲気を感じることができます。

金毘羅堂には、以下の三柱の権現さまが祀られています。

  • 金毘羅大権現
  • 秋葉大権現
  • 熊野大権現

これらは、それぞれ水難除け、火難除け、現在と未来の利益を掌る重要な存在です。

参拝者はこれらの権現さまに祈りを捧げることで、さまざまな災難から守られると信じられています。

午後4時頃からは、金毘羅堂で全600巻に及ぶ大般若経の転読祈祷が40分間にわたって行われます。

この時間の雰囲気は一見の価値ありですね!

見どころ② 大護摩供祈祷の壮観な光景

大般若経の転読祈禱がひと段落すると、シーンの主役が本堂から登場します。

5人の山伏が大法螺貝の音と共に金毘羅堂へ向かい、そこで約10分間の読経が続けられます。

次に、彼らは金毘羅堂前に設けられた護摩壇へ移動します。

ここからが一般参拝者にとっての見どころの始まりです。山伏たちは護摩壇で邪気を払うための古式ゆかしい儀式を行います。

「法斧の儀」「法弓の儀」「法剣の儀」と呼ばれる3つの動作がそれです。

斧を振るい、矢を射る、そして短刀を使って特定の手順で空間を切ります。

護摩壇には金毘羅堂から持ち込まれた火が灯され、続いて読経が始まります。

この間、参拝者の願いが書かれた護摩木が次々と護摩壇に投げ入れられ、大きな炎を生み出します。

初めは静かな白い煙が立ち上りますが、最終的には壮大な炎が護摩壇を包み込み、その光景は圧巻です。

この煙に触れることで、健康と無病息災がもたらされると言われていますので、ぜひとも自分の願いを護摩木に書き込み、この神聖な煙を体感してみてくださいね。

見どころ③ 屋台がずらりと並ぶ楽しみ

宇治金毘羅祭りのもう一つの魅力は、その数百に及ぶ屋台のラインナップです。

この屋台群は、円蔵院の境内や参道にとどまらず、古い街道沿いにも広がっています。

お祭りの日は昼から深夜まで周辺道路に交通規制が敷かれ、歩行者天国になるので安心できますね。

7月の暑い時期にぴったりなのは、夕方から夜にかけての屋台巡り。

この時間帯になると屋台はさらに活気を増し、夜遅くまで賑わいを見せます。

昼間は特に小さな子どもを連れた家族が多く訪れますが、日が落ちるにつれて中高生のグループや仕事帰りの大人たちが増え、異なる年代がそれぞれの楽しみ方で賑わいます。

この時間の変化を感じながら屋台巡りを楽しむのもお祭りの醍醐味ですね♪

宇治金毘羅祭り2024の詳細情報

内容
イベント名円蔵院 金毘羅まつり
開催場所少林山 圓蔵院(京都府宇治市広野町寺山122)
開催日2024年7月10日
開始時間16:00から
公式ウェブサイト円蔵院公式サイト

2024年の宇治金毘羅祭りは、伝統的に毎年7月10日に開催されることから、今年も同じ日に予定されていると思われます。

【2024年宇治金毘羅祭りの主なイベントスケジュール】

  • 16:00からは大般若経の転読祈祷を開始
  • 16:40からは大護摩供祈祷が行われる

昼の12時から夜中まで、周辺道路には交通規制が施され、奈良街道をはじめとするいくつかの道が歩行者天国になります。

20:00を過ぎても多くの屋台が営業しており、仕事帰りに屋台巡りを楽しむことができます。

宇治金毘羅祭り2024へのアクセス方法

宇治金毘羅祭りの会場である円蔵院は、JR奈良線「新田」駅から歩いて約5分の距離にあります。

また、近鉄線の「大久保」駅からは歩いて約15分です。

宇治金毘羅祭りの駐車場情報

円蔵院周辺での駐車場事情をご案内します。

  • 無料駐車場は円蔵院には設けられていません。
  • 有料駐車場の利用が推奨されています。

しかし、宇治金毘羅祭りが開催される日は、周辺道路に交通規制が敷かれるため、一度停めた車は翌日まで出庫できないことがあります。

おすすめの有料駐車場は以下の通りです。

■コンセプトJR新田駅前コインパーキング

項目内容
住所京都府宇治市広野町東裏79-4
料金1時間ごと200円、24時間で最大600円
台数8台
会場までの距離徒歩約12分

■近鉄大久保駅前自動車駐車場

内容
住所京都府宇治市広野町西裏73-7
料金入庫後15分無料、その後30分ごとに100円(上限なし)
台数29台
会場までの距離徒歩約14分

祭りの日は公共交通機関の利用も考慮し、計画的にお越しくださいね。

宇治金毘羅祭り2024の混雑具合は?

宇治金毘羅祭りは毎年かなりの人出で賑わいます。

特に大般若経の転読祈禱や大護摩供祈祷が行われる時間帯は、混雑はピークに達しませんが、それでも隣の人と肩が触れ合うくらいの混み具合です。

夜になるほど、屋台エリアの混雑はさらに激しくなり、20:00頃には非常に混雑するので気をつけましょう。

この時間帯の屋台エリアは自転車での通行も難しくなるほどです。

屋台が並ぶ通りでは、歩きながら食事を楽しむ際には隣の人に食べ物が触れないよう注意が必要です。

また、小さな子供を連れての訪問の場合は、手をしっかりと繋いで目を離さないようにしましょう。

最寄りのJR奈良線「新田」駅や近鉄「大久保」駅周辺は、屋台エリアとは異なり、時折人が少ない静かな時間帯もあります。

円蔵院から少し離れた場所から祭りに参加する場合は、車よりも電車でのアクセスが帰宅時もスムーズですよ。

宇治金毘羅祭り2024まとめ

宇治金毘羅祭りは、京都府の少林山円蔵院で行われる伝統的な祭事で、メインイベントは16時から始まる般若経の転読祈祷や大護摩供祈祷です。

祭り自体は約1時間で幕を閉じますが、円蔵院の境内や参道、周辺の道路に設けられた屋台は昼頃から深夜遅くまで営業していて、訪れる人々を楽しませてくれます。

2023年には4年ぶりに祭りが開催され、特に混雑が見られましたが、2019年以前の祭りでも屋台エリアは常に活気に満ちていました。

2024年の祭りも同様に多くの人出が予想されます。

家族で出かける際は、特に小さな子どもが迷子にならないように気をつけ、全員が楽しんで無事に帰宅できるようにしましょう。

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